日本舞踊のお稽古のこと

一昨年、14年間お世話になった日本舞踊の師匠とお別れいたしました。
前日まで元気にお稽古つけていらしたのに、突然のお別れ。
ご高齢ではあったものの、舞台でも矍鑠として踊っていらして、亡くなるなんて思いもかけないことでした。

秀嘉の思い出
こんな素敵な小冊子をいただきました。洒脱で芝居っけたっぷりの秀嘉先生の踊りが大好きでした。

それから1年余り。
師匠がいらっしゃらないのでお稽古もせず。

でもお稽古したい。
お稽古しなくちゃ。
なまっちゃう。
どんどん踊れなくなっていく。
自主練では補うことはできない。

昨年末にお世話になった師匠、藤間秀嘉先生の御仏前にご報告に行き、新たな師匠のお稽古に上がらせていただくことにしました。

尾上流

流派も変わります。
花柳界をよくご存じの師匠に入門をお許しいただきました。

初日のお稽古は緊張しっぱなしで、汗だらだら。
微妙に違う振りについていくだけで精一杯です。
師匠の手の美しいこと。
見惚れている場合じゃないのですけど。やっぱり見惚れてしまう。
真似しようと頑張るのですが、できなーい。

そして、とても丁寧に教えていただきました。
再現できるようの覚えなくては。

お稽古つけていただいている師匠方は当代随一の師匠方ばかり。
幸せです。
見惚れているばかりで自分がちっとも上達しないのが問題です。
師匠に申し訳ない。

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