一年の計は元旦に在り
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本年もどうぞご贔屓のほど、よろしくお願い致します。
一年の計は元旦にありということで、毎年その一年の計画を元日に立てるようにしています。
元旦(一月一日の朝のこと)にはなかなか難しくて。
元日のうちに一年の計画を。
実際には日程変更があったりと計画通りにはいかないのですが、ここでざっくりでも計画しておくとほとんど実現できるのです。逆に文字に落としておかないと実現しません。
そういえば「一年の計は元旦にあり」の出典は何かしら?と紐解いてみました。
一日之计在于晨
一年之计在于春
一生之计在于勤
一家之计在于身
「一日(い ち じ つ)の計は晨(あした)にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤(つとめ)にあり、一家の計は身にあり」これを「四計」という。初頭に計画を立てることで日々の充実度が決まり、勤勉に働くことで一生が決まり、健康維持によって一家の行く末が決まるということである。
中国・明代の官僚で学者でもあった馮応京(ふうおうけい)が中国の伝統的な年中行事・儀式・しきたりなどを解説した「月令広義」による。
2025年は乙巳。きのと、み。
乙巳は実際には旧暦の一月一日にあたる1月29日から。
もしくは立春の2月3日から。
さて、今年の計画を立案しなくては。