津の守呉服店
11月15日から18日。
「津の守呉服店」のはじめての展示会を「荒木町舞台 津の守」で開きました。
やっぱり呉服屋をやろう!
津の守の支配人新井正枝さんとわたくし塩見ふみ枝はもともと着物が縁で知り合った仲。
時を経て津の守の支配人を担ってもらっているのですが、やっぱり着物が好きなのよね。
あまりにも暑かった今年の夏。
飲食部門があまりに寂しくて、ふたりで額を突き合わせて考えた結論がこれ。
やっぱり呉服屋をやろう。でした。
思い立って3ヶ月。
「津の守呉服店」お披露目です。
空間の力は大きい。
津の守に飾ると作品が一段とパワーアップします。
一枚一枚丁寧に染められ、織られた着尺たち。
冨田禎子さんは東京の植物を染料に、植物採取から糸染め、反物に織り上げるまですべてご自身の手で行なっています。
京都西陣の服部つづれ工房。
こちらは30年以上のお付き合いですねえ。
本物の爪掻本綴の帯は一度締めたら虜になります。
今回は角帯中心に持ってきてもらいましたが、私も何本も持っています。
きもの談義に花が咲き、いつまで話していても飽きません。
楽しいお話が続きます。
糸もたくさん持ってきていただきました。
冨田禎子さんも服部つづれ工房の服部秀司さんも植物染織の担い手。
おもしろいお話が続々と展開されていました。
はじめての展示会を終えてほっと一息。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
また着物談義をいたしましょう。