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今月の文人サロン

今月の家元の文人趣味サロンは久しぶりの「茶歌舞伎」でした。

茶歌舞伎は「闘茶」「利き茶」とも言われる遊びです。
南北朝のころに「闘茶」と呼ばれて、京都の文化人の遊びとして流行しました。古い産地である京都栂尾一帯の「本茶」と他産地の「非茶」を飲み分けることが始まりです。
のちに煎茶を楽しむ人々に広まり、江戸時代に娯楽として大流行します。

遊びとしてだけでなく、お茶の生産者の間で茶の鑑定眼を養い、製造の良否の判別、優良茶の生産の向上にも役立っています。

イメージとしてはワインのブラインド・テイスティングに近いと思います。

とっても簡単にやり方を説明すると。

用意する茶葉は5種類。
茶葉にはそれぞれ花鳥風月客の銘が割り振られています。
これをまず順番にテイスティングします。

今回用意された茶葉はこの5種類。

ぐり茶、深蒸し、大和茶、玉露、煎茶。
産地もそれぞれ違います。

お茶の色、香り、味を覚えます。
メモを取るのはOK。

茶葉5種類

茶葉5種類

条件を同じにするためにすべての茶葉を同じ温度の熱湯で、
茶葉の量もお湯の量も一定にして淹れます。

次にブラインドで順番をシャッフルして5種類のお茶をテイスティングします。
そして、1種類飲むごとにこれだと思う札を札箱に入れていきます。

1種類飲むごとに札を入れるので、
あとで「違った」と思ってもやり直せません。

さて、答え合わせ。

答え合わせ

答え合わせ

今回の参加者は5人でした。
左から6番目が答え合わせ用の正解の列。

2人が全問正解ですね。
ちなみに私も全問正解でした
ちょっぴり簡単だったんです。

難しいときはほんとに当たらない。
なんせ同じ山の東斜面と西斜面の茶葉!なんていうのもあるので。
(そんなんわからんて・・・)

この茶歌舞伎、専用の道具が必要なのと、
一巡するのにかなり時間がかかるのでなかなか機会がありません。

しかもほんとは5回繰り返して順位を決めるのですって。
私たちは1巡しかしませんけど。
それだって2時間くらいかかるかな。

いずれ私の煎茶サロンでもできたらいいな。

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2013/07/22 | 文人趣味, 煎茶

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